過去問解答2級 再挑戦 短期学習向き
当社のテキストは、再挑戦に使用されるのに適していると考えています。取り掛かりが良いとスムーズに勉強がはかどります。欽ちゃんが、大学入試に語呂合わせを使ったみたいに、解りやすくして、再挑戦してください。
勉強で大事なことは、解りやすいこと、又解説を聞くことです。当社はPDFですので音声ソフトで声で聴くことができます 音声読み上げソフトは無料ソフト(ベクター)が良いでしょう。私はISOの審査員をしています。勉強をいつもしなくてはなりません。音声ソフトで勉強しています。繰り返し聞いて覚えてください。
当社はPDFですので音声ソフトが唯一使えるテキストです。
2016年 前原志
実際に音声で勉強してみてください。
1.無料ソフト(ベクター) からソフトをダウンロードしててください
2、下記の文書をコピーしてください。
3、ソフトの箱の中に貼り付けてください。聞いてください。何回も聞いてください。
1級は理論を何回も聞いて下さい。2級は仕訳を何回も聞いてください。
文章例
【簿記は簡単】
簿記とはお金・物などのやり取りを、決められたルールに従って記録し、集計することで損益や財政状態を明らかにする技能です。
【仕訳について】
簿記の仕訳は「左側(借方)かりかた|右側(貸方)かしかた」という形で必ず左右対照になります。
来ていただいてありがとうございます。
私が2級を取得したのは、43歳の時でした。会社から取得の依頼がありましたので、
勉強することになりました。体が弱く(腎臓病)勉強もきついのですが、何とか勉強しました。松本講師のセミナーに参加しました。まず仕訳の用語を百回も書いて覚えました。松本講師の解き方を参考に計算問題を何回も解きました。無事に1回で合格しました。当社の問題集は松本講師の解き方が掲載されています。ぜひ参考にしていただいて合格してください
当社の流れ
第15 回建設業経理士2級−模範解答
1
No. |
借 方 |
貸 方 |
記号 |
勘 定 科 目 |
金 額 |
記号 |
勘 定 科 目 |
金 額 |
(1) |
MCS |
未成工事受入金完成工事未収入金完成工事原価 |
2,600,0002,400,0004,500,000 |
RE |
完 成 工 事 高未成工事支出金 |
5,000,0004,500,000 |
A |
J |
投資有価証券 |
2,460,000 |
B |
当 座 預 金 |
2,460,000 |
(3) |
E |
未成工事支出金 |
18,500,000 |
BK |
当 座 預 金支 払 手 形 |
8,500,00010,000,000 |
(4) |
H |
機 械 装 置 |
5,675,000 |
B |
当 座 預 金 |
5,675,000 |
|
T |
雑 損 失 |
24,300 |
A |
現 金 |
24,300 |
2問
@ 42000
A92000
B800000
C3200000
第15 回建設業経理士試験 模範解答
2 級
〔第1問〕
借 方 貸 方
No.
記号 勘定科目金 額 記号勘定科目金 額
M 未成工事受入金2,600,000 R 完成工事高5,000,000
(1) C 完成工事未収入金 2,400,000
S 完成工事原価4,500,000 E 未成工事支出金4,500,000
(2) J 投資有価証券2,460,000 B 当座預金2,460,000
E 未成工事支出金18,500,000 B 当座預金8,500,000
(3)
K 支払手形10,000,000
(4) H 機械装置5,675,000 B 当座預金5,675,000
(5) T 雑損失24,300 A 現金24,300
〔第2問〕
(1)¥ 42,000 (2)¥ 92,000
(3)¥ 800,000 (4)¥ 3,200,000
〔第3問〕
部門費配分表
(単位:円)
費目 合計金額 A部門 B部門 C部門 D部門
部門個別費
材料管理費 46,090 15,600 12,700 8,560 9,230
機械経費 225,110 82,500 64,200 43,600 34,810
交際接待費 50,500 21,000 12,000 8,000 9,500
個別費合計 321,700 119,100 88,900 60,160 53,540
部門共通費
労務管理費 58,400 20,440 17,520 8,760 11,680
建物関係費 186,400 68,968 54,056 33,552 29,824
動力用水費 92,700 37,080 25,956 16,686 12,978
福利厚生費 35,600 12,104 9,968 6,052 7,476
共通費計 373,100 138,592 107,500 65,050 61,958
部門費合計 694,800 257,692 196,400 125,210 115,498
第15 回建設業経理士2級−模範解答
2
〔第4問〕
問1
1 2 3 4
C C A B
問2
完成工事原価報告書
T.材料費 1,114,180
U.労 務 費 538,500
V.外 注 費 1,207,300
W.経 費 229,540
完成工事原価 3,089,520
工事間接費配賦差異月末残高 ¥ 5,350
記号 A
第15 回建設業経理士2級−模範解答
3
〔第5問〕
精算表
(単位:円)
残高試算表 整理記入 損益計算書 貸借対照表
勘定科目
借 方 貸 方 借 方 貸 方 借 方 貸 方 借 方 貸 方
現金預金 482,000 482,000
受取手形 550,000 550,000
完成工事未収入金 760,000 21,000 739,000
貸倒引当金 33,000 5,670 38,670
有価証券 300,000 20,000 280,000
5,000 80,262
未 成 工 事 支 出 金 485,000 2,400
862
413,000
材料貯蔵品 68,200 68,200
前渡金 46,800 46,800
機械装置 660,000 660,000
機械装置減価償却累計額 221,000 5,000 226,000
備品 240,000 240,000
備品減価償却累計額 156,000 48,000 204,000
建設仮勘定 230,000 120,000 110,000
支払手形 222,500 120,000 102,500
工事未払金 143,738 143,738
借入金 950,000 950,000
未成工事受入金 268,000 268,000
仮受金 21,000 21,000
完成工事補償引当金 4,000 862 4,862
21,000
退職給付引当金 395,000
2,400
418,400
資本金 1,000,000 1,000,000
繰越利益剰余金 52,000 52,000
完成工事高 4,862,000 4,862,000
完成工事原価 4,146,738 80,626 4,227,000
5,670
販売費及び一般管理費 342,500 48,000
21,000
417,170
受取利息 1,800 1,800
雑収入 5,200 5,200
支払利息 24,000 24,000
8,335,238 8,335,238
有価証券評価損 20,000 20,000
土地 120,000 120,000
営業外支払手形 120,000 120,000
未払法人税等 72,332 72,332
法人税、住民税及び事業税 72,332 72,332
516,526 516,526 4,760,502 4,869,000 3,709,000 3,600,502
当期( 純利益) 108,498 108,498
4,869,000 4,869,000 3,709,000 3,709,000
第15 回建設業経理士2級−模範解答
4
《2 級解説》
〔第1問〕
(1) まず第1 期の工事収益を計算します。
10,000,000×
9,000,000
2,160,000
=2,400,000
次に第1 期と第2 期を合わせた工事収益を求めます。
10,000,000×
9,000,000
2,160,000+4,500,000
=7,400,000
上記の工事収益から第1 期分を控除して第2 期分を求めます。
7,400,000−2,400,000=5,000,000
第2 期分の工事収益に対し、未成工事受入金の残高2,600,000 が充当されます。
(2) 手数料を取得原価に含めます。
5,000 株×@¥485+35,000=2,460,000
(3) 発生した工事原価を未成工事支出金に計上します。
(4) 引取運賃を取得原価に含めます。
@¥2,800,000×2 台+75,000=5,675,000
(5) 決算時に現金の不一致が生じた場合は現金過不足で処理せず、雑損失・雑収入とします。
〔第2問〕
(1) 当座勘定の不一致原因を当座預金勘定残高と銀行の当座預金残高に加減し、不一致額調整前の金額を推定します。
企業側 銀行側
調整前 ( ) C引落し 12,000 調整前 ( )
A振込 75,000 @時間外 60,000
B未取立 45,000
調整後の残高が一致するので、不一致項目の金額のずれ(42,000)が調整前残高のずれということになります。
(2) 取引を仕訳して支店勘定の残高を求めます。
支 店
期首 56,000 送金 23,000
備品発送 47,000
交際費立替 12,000
(3) 売却代金が500,000 で売却益が20,000 であるということは、簿価が480,000 であるということになります。
前期の期首に取得して当期末で2 回の償却をしていますので、この簿価480,000 は残りの3 年で償却してしまうことになります。
そうなると480,000÷3 年で1 年分の償却額(160,000)が判明しますので、耐用年数5 年を乗ずれば取得原価800,000 が求めら
れます。
(4) 前払額8,000,000 を期間5 年で割ると1 年分が1,600,000 となります。前期の期首に前払いをしていますので、当期末までに
2 年経過し、残りはあと3 年です。このうち来期1 年分が前払費用、残り2 年分が長期前払費用となります。(試験問題文の誤植
で地代の金額が800 万なのか8,000 万なのか不明確ですが、ここでは800 万として解答しています。)
〔第3問〕
労務管理費 従業員数合計20 人を分母として按分します。
建設関係費 専有面積合計110 uを分母として按分します。
動力用水費 機械馬力数×台数の合計100 馬力を分母として按分します。
福利厚生費 労務費額合計1,345,600 円を分母として按分します。
第15 回建設業経理士2級−模範解答
5
〔第4問〕
問2
材料費の計算
工事別に原価を集計すると
X工事 Y工事
前月繰越 当月発生 当月発生
材料費 125,600 762,900 225,680
労務費 98,200 283,500 156,800
外注費 218,300 523,800 465,200
直接経費 35,800 68,200 41,300
現場共通費(経費) 34,320 49,920
費目別に合計すると完成工事原価報告書が完成します。
工事間接費の合計(予定配賦額)は@¥1,560×97 時間で151,320 となり,実際発生額との比較で3,170 の貸方差異が新たに
把握できます。
これを現場共通費配賦差異勘定(前月繰越高8,520(借方残高))に転記すると当月末の残高が分かります。
〔第5問〕
(1) 建設仮勘定から土地勘定への振替を行います。
( 土地) 120,000 ( 建設仮勘定) 120,000
(2) 支払手形勘定から営業外支払手形勘定への振替を行います。
( 支払手形) 120,000 ( 営業外支払手形) 120,000
(3) 仮受金勘定から完成工事未収入金勘定への振替を行います。
( 仮受金) 21,000 ( 完成工事未収入金) 21,000
(4) 受取手形550,000 と完成工事未収入金760,000−21,000 の合計の3%で引当金設定額38,670 を求め、貸倒引当金残高33,000 を
控除して引当金繰入額5,670 を算定します。
( 販売費及び一般管理費) 5,670 ( 貸倒引当金) 5,670
(5) 有価証券を減額します。
( 有価証券評価損) 20,000 ( 有価証券) 20,000
(6) 工事現場用機械装置 実際125,000
予定10,000×12 ヵ月=120,000(5,000 計上不足なので追加計上します。)
( 未成工事支出金) 5,000 ( 機械装置減価償却累計額) 5,000
( 販売費及び一般管理費) 48,000 ( 備品減価償却累計額) 48,000
(7) 現場作業員の退職給付引当金 実際40,800
予定3,200×12 ヵ月=38,400(2,400 計上不足なので追加計上します。)
( 販売費及び一般管理費) 21,000 ( 退職給付引当金) 21,000
( 未成工事支出金) 2,400 ( 退職給付引当金) 2,400
(8) 完成工事高4,862,000 の0.1%で引当金設定額4,862 を求め、完成工事保証引当金残高4,000 を控除して繰入額862 を算定しま
す。
( 未成工事支出金) 862 ( 完成工事補償引当金) 862
(9) 未成工事支出金
未成工事支出金
T/B 485,000 (差額) 差額80,262 が完成工事原価です。
5,000 次月繰越 413,000
2,400
862
( 完成工事原価) 80,262 ( 未成工事支出金) 80,262
(10) 法人税等について
収益=完成工事高+受取利息+雑収入
第15 回建設業経理士2級−模範解答
6
費用=完成工事原価+販売費及び一般管理費+支払利息+有価証券評価損
上記の差額で税引前当期純利益を求め,それに40%を乗じて法人税等を求めます。
( 法人税,住民税及び事業税 ) 72,332 ( 未払法人税等) 72,332
まず初めに下記等の語句を百回くらい書いて覚えてください。
仕訳問題集に仕訳があります。この語句の組み合わせを覚えることが大事になります。意味も覚えてください。例当座預金 会社名義の銀行貯金 手形を発行可能
当座預金 1 0 0 0 0 0 A 現金 1 0 0 0 0 0
未成工事受入金 160;2600000 完成工事高 5000000
完成工事未収入金24000000
完成工事原価 60; 4500000 未成工事支出金4500000
投資有価証券 2 4 6 0 0 0 0 当座預金 2 4 6 0 0 0 0
未成工事支出金1 8 5 0 0 0 0 0 当座預金8500000
支払手形1000000
雑損失 2 4 3 0 0 現金 2 4 3 0 0
修繕引当金500,000 当座預金 900000
機械装置400,000
建設業経理士,テキスト,勉強法,2級,講習,1級,財務分析,財務諸表,原価計算,宮崎県,テキスト,建設業計理士2級