1問解説
(1) 前期に契約額¥10,000,000の工事(工期は3年)を受注し、成果の確実性が見込まれるために前期から工事進行基準を適用している。当該工事の工事原価総額の見積額は¥9,000,000であり、発生した工事原価は前期が¥2,160,000、当期が¥4,500,000で、工事原価は未成工事支出金で処理している。なお、着工前の受入金は¥5,000,000であった。当期の完成工事高及び完成工事原価に関する仕訳を示しなさい。
前期に契約額¥10,000,000の工事(工期は3年)を受注し、成果の確実性が見込まれるために前期から工事進行基準を適用しているから
当該工事の工事原価総額の見積額は¥9,000,000であり、発生した工事原価は前期が¥2,160,000、当期が¥4,500,000で、工事原価は未成工事支出金で処理している。なお、着工前の受入金は¥5,000,000であった。から
当期が¥4,500,000でがS 完成工事原価4,500,000
着工前の受入金は¥5,000,000であった。から216をひくと284まで
M 未成工事受入金2,600,000 R 完成工事高5,000,000
C 完成工事未収入金 2,400,000
S 完成工事原価4,500,000 E 未成工事支出金4,500,000
文章を入力してください。
〔第 1 問〕 新宿建設株式会社の次の各取引について仕訳を示しなさい。使用する勘定科目は下記の<勘定科目群>から選び、
その記号(A~U)と勘定科目を書くこと。なお、解答は次に掲げた(例)に対する解答例にならって記入しなさい。
(20 点)
(例) 現金¥100,000を当座預金に預け入れた。
(1) 前期に契約額¥10,000,000の工事(工期は3年)を受注し、成果の確実性が見込まれるために前期から工事進行基準
を適用している。当該工事の工事原価総額の見積額は¥9,000,000であり、発生した工事原価は前期が¥2,160,000、当
期が¥4,500,000で、工事原価は未成工事支出金で処理している。なお、着工前の受入金は¥5,000,000であった。当期
の完成工事高及び完成工事原価に関する仕訳を示しなさい。
(2) ABC株式会社との取引関係を強化するために、同社の株式5,000株を1株当たり¥485で購入した。購入代金と手数
料¥35,000を合わせて小切手を振り出して支払った。
(3) XYZ株式会社から¥50,000,000 の本社ビル建設の請負契約を受注しており、この工事の収益認識基準は工事完成
基準を適用する。当期の工事原価は¥18,500,000 であり、 うち¥8,500,000 は小切手を振り出して、残りの¥10,000,000
は約束手形を振り出して支払った。
(4) 1台¥2,800,000の中古の油圧ショベル2台を購入し、その引取運賃¥75,000と合わせて小切手を振り出して支払っ
た。
(5) 決算に当たり現金の実査をした結果、¥24,300 の不足額のあることが判明したが、その原因は不明である。
<勘定科目群>
A 現金 B 当座預金 C 完成工事未収入金 D 貯蔵品
E 未成工事支出金 F 有価証券 G 建物 H 機械装置
J 投資有価証券 K 支払手形 L 工事未払金 M 未成工事受入金
N 貸倒引当金 Q 減価償却累計額 R 完成工事高 S 完成工事原価
T 雑損失 U 雑収入