本文へスキップ

建設業経理士 2級・1級試験  勉強法 解りやすいテキスト。

担当 前原

〒885-0112 宮崎県都城市乙房町1690-10

原価計算 勉強法2建設業経理士 テキスト

勉強法2  
不合格ノ方、当社のテキストデ理解してください。そのうえで下記も参考にしてください

建設業振興基金が主催する検定試験です。
1級・2級(建設業経理士)と3級・4級(建設業経理事務士)に分かれています。
9月(上期)と3月(下期)に試験が行われ、上期では1・2級、下期では1〜4級の試験が行われます。

2・3・4級は100点満点中70点以上で合格です。
1級は財務諸表・財務分析・原価計算各科目につきそれぞれ100点満点中70点以上で合格です。3科目合格すると1級合格となります。
なお1級は科目合格制となっており、科目合格は5年間有効です。
・ネットスクール社 建設業1級 出題パターンと解き方(財務諸表・財務分析・原価計算1冊ずつ)
・ネットスクールHPからダウンロードできる合格ポイント集(パタ解き購入特典)

※ただ私が持っていたパタ解きは、2011年9月・2012年3月試験対策用(収録されていた過去問題が第2回〜第9回まで)だったので、建設業振興基金HPより第10回・第11回・第12回・第13回の過去問題を、大栄教育システム社より解説付き解答速報をダウンロードした。

日商簿記2級以上をもっている人で日商簿記1級または全経簿記上級の内容をかじったことがある人ならば、この3冊をやるだけで十分合格点が取れます。

ただ、財務諸表理論問題の対策には少し心もとない感じがしたので(*合格点はとれるけど、余裕をもって合格点をとるには足りないという意味で)、日商簿記1級・全経簿記上級用の理論対策本(例えば、ネットスクール日商簿記1級・全経上級 攻略ナビ 〜理論編〜などのポケット理論集)が一つあると安心できると思います。
財務分析と原価計算についてはパタ解きだけでも十分です。

勉強期間

日商簿記1級・全経簿記上級の勉強の合間にやっていたので、正確なところは不明。
建設業経理士1級の問題集を解いていた期間だけカウントすると、3科目合わせて1ヵ月半ほどだったと思います。
(管理人のスペック:日商簿記2級全経簿記上級銀行業務検定財務2級持ち)

日商簿記2級は持っているけれど、日商簿記1級・全経簿記上級の勉強経験がない方の場合は、1科目につき1ヶ月〜2ヵ月かかるとみて勉強した方がいいと思います。

試験はいきなり1級から受けることも可能ですが、1級を受けるなら日商簿記2級か建設業経理士2級のどちらかは持っていたほうがいいと思います。
簿記の知識がゼロの状態から1級受けるのはかえって遠回りになりそうです。

まぁ簿記知識ゼロのところからいきなり「1級を受けるぜ!」って人はまずいないと思いますが…。

財務諸表

第1問目〜理論記述 20点
第2問目〜理論穴埋め(語群選択) 14点
第3問目〜理論正誤問題 18点
第4問目〜個別論点計算問題 12点
第5問目〜精算表の作成(決算整理事項) 36点

財務諸表は、日商簿記・全経簿記検定の商業簿記・会計学を合わせたような試験です。

この科目での建設業経理特有の論点は、建設業会計の特徴・建設業独自の勘定科目(未成工事支出金・完成工事原価・完成工事高など)を覚えることと、共同企業体(JV)に関する仕訳・計算問題くらいです。

第4問目の計算問題・第5問目の精算表で出題される決算整理事項は、全経上級・日商1級で出題される論点(その他有価証券・外貨換算・税効果会計・退職給付引当金・キャッシュフロー計算書・連結会計・デリバティブ会計・ヘッジ会計・減損会計・リース会計・資産除去債務など)が出ます。

よって、日商1級または全経上級の勉強をしている人にとっては簡単だけど、そうでない人にとっては全経上級・日商1級の商業簿記と同じくらい覚えることが多くて大変だと思います。
計算問題は日商1級・全経上級に比べればずっと簡単で捻りが少ないので、覚えればすぐに解けますが、新たに覚える知識量がかなり多いと感じると思います。

またこの科目のもう一つ厄介な点は、理論だけで50点分の配点があるところです。
特に第1問目の理論記述は過去問を見るとわかるように、回によって難易度の差が大きく、また的も絞りづらいです。
だからといって、第1問目理論記述対策に多大な時間を使うのは不毛です。

・理論第1問目については、過去に出題されたテーマは最低限おさえる。第2問・第3問の理論問題で出題されたことのある論点を文章記述で想定して解く。
それ以外の問題が出たら何かそれらしきキーワードを入れて部分点がとれればいいと割り切る
・理論第2問目・第3問目対策は、テキスト+(パタ解きの購入者特典の)合格ポイント集を使って練習する。
・第1問目で点数が殆ど期待できない分は、第4・5問目の計算問題で満点を狙って勉強する

というのも手です。
計算ミスが許されないのはちょっとプレッシャーですけど、日商1級・全経上級受験生はこの手を使うと案外ギリギリでも合格点に滑り込めるもんです。(自分もそのクチです。ギリギリでしたけどw)

どうしても理論が不安、確実に合格点がとれないのは困る!もう後がない!という人は、日商簿記1級・全経簿記上級用の理論用テキスト(ポケットサイズのもの)を一通り読んでおけばいいでしょう。

出題範囲は広いけど、広いからといってむやみに手を広げすぎると今度は他の第2問〜第5問が手薄になってしまいます。ワンパターンな第5問を最優先に、得点の取れそうなところで稼ぐのがベターです。

財務分析

第1問目〜理論記述 20点
第2問目〜理論穴埋め(語群選択) 15点
第3問目〜財務分析個別計算問題(財務諸表穴埋め推定問題) 20点
第4問目〜財務分析個別計算問題(生産性分析または損益分岐点分析) 15点
第5問目〜財務諸表分析計算・穴埋め(語群選択) 30点

日商・全経の会計学と原価計算の一部と被るものの、日商・全経ではあまり見ないパターンの問題が多いです。
どちらかというと、銀行業務検定の財務2・3級に近いと感じました。

また、財務分析指標も建設業ならではの勘定を考慮して計算する必要があるので、日商・全経の受験生がノー勉で試験を受けるとまず間違いなく落ちます(苦笑)
というか財務分析の計算問題は銀行業務検定財務2級よりもキツいです。

ただ、建設業経理士用の勉強が必要な科目ではあるものの、財務諸表に比べると理論問題対策で覚えるべきことはそんなに多くはないです。
建設業経理ならではの財務構造の特徴、分析手法の特徴や分析の目的・必要性・公式等をきちんと覚えてしまえば、問1の記述も問2の穴埋め選択も十分対応できます。

よって、勉強をすればするだけ確実に得点を重ねられる科目でもあります。
財務諸表ほどに覚えるべきことは多くはなく、第3・4・5問の計算問題は出題パターンが決まっているので、過去問題集をきちんとやりこんで慣れれば確実に得点できるようになります。
なので第1問・第2問理論問題と第4問計算問題のパターンが数パターンあって的を絞りづらい財務諸表に比べると、70点以上をとるのはそれほど難しくないと思います。

とはいっても、第1問目・第2問目の理論問題は回によって難易度差があるので、確実に合格したいのなら、パターン化が決まっている第3・4・5問の計算問題をできるだけ取りこぼさないこと、特に第3問・第4問・第5問問1の財務分析計算問題では満点をとるつもりで勉強することが大切です。
(と言っている自分は問5の比率計算で2〜3問ロスってたけどなw)

なお、端数処理指示がない財務分析計算問題で端数がでたら、殆どの場合計算ミスをしているので必ず検算しましょう。
(自分はそれで第3問財務分析穴埋め・第4問の損益分岐点計算や生産性分析での計算ミスを発見しました。)

また、第3問の分析では期中平均値を使用する問題も便宜上期末数字で計算するのですが、第5問では期中平均値を使用するものと期末数値を使用するものの使い分けをしなければなりません。
そういう意味では、第3問の解き方パターンがある程度把握できたら、第5問の練習を重点的にしたほうがいいでしょう。

原価計算

第1問目〜理論記述(150字〜300字)20点
第2問目〜理論穴埋め(語群選択)10点
第3問目〜計算問題14点
第4問目〜計算問題16点
第5問目〜工事原価計算40点

日商・全経でいうところの工業簿記・原価計算を合わせたような試験です。
3科目の中では一番難易度が低い科目です。
私が24年9月に受験したときも、火薬類取扱保安責任者試験からなんとか1週間で合格ラインまで持っていけた科目です(笑)
まぁ合格率も4割超とかなり高かったラッキー回でしたけどね。

3科目の中で一番難易度の低い理由は、(財務諸表・財務分析とくらべて)覚えるべき理論問題の論点が少なく、対策がしやすいことと、計算問題のウェイトが高い(70点分ある)からです。

計算問題も新たに勉強する論点といえば、仮設材料費、社内センター制度・社内損料制度、工事別原価計算(*外注費を独立した項目として扱う)くらいなので、覚えることはそれほど多くないです。
また、総合原価計算が出題されたとしても、仕損や減損を計算する問題は殆ど出ないので全然難しくありません。

工事原価計算は(建設業の特性上)個別原価計算がメインとなります。この問題では外注費や経費の扱いが引っ掛けポイントになってるので、そこに気を付ければ大丈夫でしょう。

個別原価計算については、日商・全経の受験生にとっては若干手薄になっている分野かもしれませんが、論点としてはそれほど難しくなく、計算問題もヒッカケが少ないです。
計算問題に関しては、過去問題集を数パターン勉強すれば十分満点が狙えます。

参考
2級は、最初に、日商簿記3級を取得されると良いかもしれません、3級テキストで基礎を学ぶと2級テキストがわかりやすいでしょう 原価計算も会計原則の理解が大事になります。2級は、3時間、3ケ月ぐらいで合格しやすいです。何回も落ちている方は、当社の2級と仕訳を徹底的に覚えてください、合格すると思います、
2級は日商簿記2級を持っているとわかりやすいでしょう。日商簿記2級は難しいです。商業高校では2級まで取得されるみたいです。日商簿記1級を合格されますと、税理士受験資格が得られます。建設業経理士1級も税理士試験並みの難しさと言われます。しかし1級も主婦で合格される方もたくさんいます。ある建設会社の奥さんも、30歳過ぎてから必要に迫られて、合格されました。ご存知のように1級で10点、2級で3点付きますので経営審査事項では大事な点になります。昔は2級は特別講習がありましたが、いまはございません、私は、2級の講師をしていました。仕事をしながらの受験は大変ですが、けっこう皆さん合格されました。建設会社の場合2級を持っていらした方が採用されやすいみたいです。ある主婦の方が、1級を持っているのを隠して、塗装会社に就職されました。1級を持っていることが、社長にばれたことから、その日に正社員に登用され、給与も上がったそうです。1級の力は大きいみたいです。1級の原価計算は、毎日5時間、6ケ月がよいかもしれません。さすがに2級よりもきつくなります。まず最初に原価計算を勉強してください。私の高校の先輩は法学部出身でしたが、1級に合格されました。私は、40歳の時に会社から取得の依頼がありました。日商簿記は持っていました。約3ケ月勉強しました。日商簿記は持っていましたが、忘れていました。会社から2級セミナーに行かせてもらいました。良かったのは、解き方を教えて頂いたことでした。それをもとに何回も問題を解きました。仕訳は最初に語句を覚えるために100回書きました。仕訳も何回も何回も解きました。おかげさまで、1回で合格しました。1級はまだ受験していません、本業がISO審査員ですので、受けていません。1級は、講師の松本先生が主とされていて、当社問題集も執筆されています。当社テキストで合格されたかたはたくさんいます。合格するためには、解き方を理解されることをおすすめします。1級は挫折されないように、していただきたいです。当社1級で、解き方を覚えてください。先生の評語は「がんばれ受験生」です。私は20歳から家庭教師をしています。その後、セミナー講師、コンサルタント、ISO審査員と人に教える仕事をしてまいりました。高校受験で中学校でびりから3番の生徒が、県立に合格しました。合格の秘訣は、合格すると信じることみたいです。2級で不合格の方、1級不合格の方、原価計算を落ちた方、自分は頭がいいと思ってください。私は家庭教師の時に最初に生徒に「私は君は頭がいいともうよ」といいます。そうするとこどは、自信が付きだいたい合格します。私の高校の先生はいつも言っていました。「運転免許が通れば、だいたいの試験は合格する」
これを読んだ皆さんに言います。「あなたは、頭がよいです。2級・1級・原価計算・財務諸表は簡単に合格します」
「本当にあなたは頭が良いのです、1級はあ合格します、まず原価計算が通ります」
「ネットにあなたの1級・2級・原価計算の受験番号が掲載されています」

各科目のごとの勉強法と得点計画


バナースペース

株式会社アイソ

〒885-0112
宮崎県都城市乙房町1690-10

 担当 前原