品質管理は、ウォルター・シューハート、エドワーズ・デミング、石川馨(東大、武蔵工業大学(現東京都市大学)元学長)らにより第二次世界大戦後に構築された。不良品ゼロを目指すための品質管理活動として、1960年代頃から世界の製造業の現場に広く普及している。世界の工業製品における品質の格段の向上に貢献したとされる。
日本ではQCサークル活動と相まって、カイゼンとも密接に関わる。製造部門にとどまらず、サービス部門や管理部門など全社的にQC活動を広げた活動を、TQC(Total Quality Control)と呼ぶ。このTQCが発展したものがTQM(Total Quality Management)である。1990年代にアメリカで広く普及し、アメリカの製造業の復活に大きく貢献したとされる。