純損益計算の区分
来ていただいてありがとうございます。
私が2級を取得したのは、43歳の時でした。会社から取得の依頼がありましたので、
勉強することになりました。体が弱く(腎臓病)勉強もきついのですが、何とか勉強しました。松本講師のセミナーに参加しました。まず仕訳の用語を百回も書いて覚えました。松本講師の解き方を参考に計算問題を何回も解きました。無事に1回で合格しました。当社の問題集は松本講師の解き方が掲載されています。ぜひ参考にしていただいて合格してください
合格の近道は1冊の問題集を徹底的に覚えることです
Q&A
Q1 試験に落ちてしまいどうしようか困っている。
A とにかくあきらめないことです。
何が原因か考えましょう
○仕訳がわからない? 当仕訳問題集で練習する(例えで書いてあり分かりやすいです
○計算問題がにがて 何回も意味を考えて練習しましょう
解き方のパターンを覚えましょう
Q2 初めて2級試験を受験する
A 簿記の免許を持っていると解りやすいです。無料の簿記講習会に参加する
又は、当仕訳問題集で練習する(例えで書いてあり分かりやすいです
経理士講習会に参加する。
Q3 2級は取得したが1級を取得したい
A まず原価計算から受けられるのが基本です、財務諸表は難しくなります
講習会に参加するのがいいでしょう。当社問題集で自習する
Q4 講習会に参加して受験したが落ちでしまった。
A 問題集を買い、講習会を思い出しながら勉強してください ある2級受験の方ですが 私の講習会受験後1度目は落ちて2度目は問題集で勉強して合格されました。
Q5 主婦で勉強する時間がない
A テレビをあ家族で見るときに勉強する トイレにも問題を貼っておく、朝早く起きて勉強する
テレビを見るときに勉強するときに、お子様にも一緒にべんきょうしてもらう
Q6 年なので記憶が悪い
A 声を出して覚える 歩きながら声を出して覚える トイレに貼る
Q7 計算ミスをしてしまう
A 基本的ですが、何回も、何回も、何回も電卓をたたきましょう。私が経理部にいるときに は電卓を見ないで打てるようになりました。
当社の流れ
1 問題集を購入していただきます。
2 毎日取り組んでいただきます。
3 質問がある場合は、メールで当社へ質問してください。
4 期間は2級で、3ケ月は必要と思います。1級は1年間必要かと思います。
5 仕訳は問題を見て解答が浮かぶようになると良いと思います。
6 1級は語句の意味を理解してください。
7 過去問を試験と同じ時間で、解いて試験に慣れると良いかもしれません。
8 計算問題は1問 分間で解けるように練習してください。問題を見てどこに
注目するか浮かぶようにしてください。
9 合格すると自分を信じてください これが一番大事です。
10 とにかく毎日勉強することが大事です。
11 覚えにくいときは声を出して覚えてください。
12 語呂合わせで覚えるのも良いかもしれません。
〔第1 問〕 押上建設株式会社の次の各取引等について仕訳を示しなさい。使用する勘定科目は下記の<勘定科目群>から選び、
その記号(A〜Z)と勘定科目を書くこと。なお、解答は次に掲げた(例)に対する解答例にならって記入しなさい。
純損益計算の区分は、経常損益計算の結果を受けて、前期損益修正額、固定資産売却損益等の特別損益を記載し、当期純利益を計算する。
(20 点)
(例) 現金¥100,000を当座預金に預け入れた。
(1) 銀行から¥500,000を借り入れ、約束手形¥500,000を振り出した。利息¥6,250を差し引かれ、差額が当座預金に振
り込まれた。
(2) 前期において取引先の株式5,000株(1株¥500、購入手数料¥20,000)を購入したが、当期末において株価が1株¥200
に下落したので評価減を行った。
(3) 平成×2 年6 月において株主総会を開催し、次の利益処分が決定された。
株主配当金¥1,000,000 利益準備金¥100,000 別途積立金¥900,000
(4) 建設重機械の補修を行い、その代金¥500,000を小切手を振り出して支払った。この支出額¥500,000のうち、
¥300,000は改良費である。なお、修繕引当金の金額が¥150,000ある。
(5) 工事期間3 年の工事を前期に受注し、現在予定どおり施工を進めている。当該工事については、工事進行基準を適用
している。第2 期の完成工事高及び完成工事原価計上の仕訳を示しなさい。
受注金額¥5,000,000(前受金はゼロである) 工事原価総額¥4,000,000
第1 期(前期)工事原価¥1,500,000 第2 期(当期)工事原価¥2,000,000
<勘定科目群>
A 現金 B 当座預金 C 受取手形 D 完成工事未収入金
E 未成工事支出金 F 未収入金 G 建物 H 機械装置
J 投資有価証券 K 支払手形 L 工事未払金 M 未払配当金
N 未成工事受入金 P 手形借入金 Q 修繕引当金 R 利益準備金
S 別途積立金 T 繰越利益剰余金 U 完成工事高 W 完成工事原価
X 機械等経費 Y 支払利息 Z 投資有価証券評価損
〔第 2問〕 次の 口口 口 に入る正しい数字ないし金額を計算しなさい。 (12点)
(1) 群馬建設株式会社は、機械A(取得原価¥1,000,000、残存価額¥100,000、耐用年数12年)と機械B(取得原価
¥2,000,000、残存価額¥200,000、耐用年数8年)を償却単位として定額法で総合償却を行っている。平均耐用年数を
加重平均法により計算している場合、平均耐用年数は 口口 口 年である。
(2) 福島建設株式会社の本店は高崎支店に対して、原価に5%の利益を加算した額で材料を送っている。高崎支店の期末
時点における未成工事支出金に含まれる材料費は¥4,200(うち本店仕入分¥3,360)、未使用の材料は¥2,100(うち本
店仕入分¥1,365)である場合、控除される内部利益は¥ 口口 口 である。
(3) 前期末に貸倒引当金¥58,000が設定されている。当期に、前期の完成工事高に係る完成工事未収入金¥23,000と当期
の完成工事高に係る完成工事未収入金¥15,000が貸倒れになった。当期末の売上債権残高¥2,000,000に対して3%の貸
倒れが見積られるとき、差額補充法で処理するならば、貸倒引当金繰入額は¥ 口口 口 である。
− 2 −
〔第3 問〕 蔵前建設株式会社は、建設機械AとBを複数の工事に適宜使用している。工事間接費である機械等経費の計算につ
いては、機械運転時間を基準とした予定配賦法を採用している。次の<資料>に基づき、下記の設問に解答しなさい。
(14 点)
<資料>
(1) 当会計期間の機械等経費予算 A機械減価償却費 ¥188,500
B機械減価償却費 ¥273,800
機械修繕管理費 ¥43,500
機械運搬費 ¥43,000
(2) 当会計期間の機械運転時間 1,715時間
(3) 当月の工事現場別機械運転時間 No.25工事 38時間
No.37工事 115時間
(4) 当月の機械等経費実際発生額 総額 ¥46,800
問 1 当会計期間(1年間)の予定配賦率を計算しなさい。なお、この計算過程において端数が生じた場合は、円未満を四
捨五入すること。
問 2 当月のNo.25 工事に対する機械等経費予定配賦額を計算しなさい。
問 3 当月の機械等経費に関する配賦差異を計算しなさい。なお、配賦差異については、不利差異の場合は「A」、有利
差異の場合には「B」を解答用紙の所定の欄に記入しなさい。
〔第4 問〕 次の設問に解答しなさい。 (24 点)
問1 下に示す費用あるいは損失は、次のいずれの<区分>に属するものか。該当する記号(A〜C)で解答しなさい。
<区分>
A 工事原価として処理する。
B 総原価に含まれるが、期間費用(ピリオド・コスト)として処理する。
C 非原価項目として処理する。
1.事業の全般的な広報活動に関する新聞広告のための支出
2.建築工事現場に仮設された昇降機の使用による損耗額
3.道路工事現場におけるガス爆発事故の資産喪失額
4.受注した工事に関する現場搬入の運搬経費
問2 平成×1 年10 月の工事原価に関する次の<資料>に基づいて、当月の完成工事原価報告書を作成しなさい。また、
現場共通費配賦差異勘定の月末残高を計算しなさい。なお、その残高が借方の場合は「A」、貸方の場合は「B」を
解答用紙の所定の欄に記入すること。
<資料>
1. 当月は、93号〜95号の工事番号をもつ工事を実施し、月末までに93号工事と95号工事とが完成した
が、94号工事は月末現在未完成である。なお、収益の認識については工事完成基準を適用している。
2. 前月から繰り越した工事原価に関する各勘定の残高は、次のとおりである。
(1)未成工事支出金 (単位:円)
工事番号 93号 94号
材料費 198,060 25,610
労務費 74,530 12,790
外注費 95,830 28,330
経 費 40,710 10,750
計 409,130 77,480
(2)現場共通費配賦差異 ¥5,711(借方残高)
− 3 −
3.当月の発生工事費用(現場共通費を除く) (単位:円)
工事番号 93号 94号 95号 合計
材料費 42,650 107,990 364,540 515,180
労務費 28,470 57,380 159,410 245,260
外注費 58,500 84,750 241,960 385,210
直接経費 21,630 42,890 95,340 159,860
4.現場共通費の配賦
(1)予定配賦率 機械運転1時間当たり ¥1,620
(2)当月の工事別機械運転時間 (単位:時間)
工事番号 93号 94号 95号 合計
運転時間 13 23 48 84
(3)現場共通費の当月実際発生額 ¥130,930
〔第5 問〕 月島建設株式会社の次の<決算整理事項等>に基づき、解答用紙の精算表を完成しなさい。なお、工事原価は未成
工事支出金勘定を経由して処理する方法によっている。会計期間は1 年である。また、決算整理の過程で新たに生じ
る勘定科目で、精算表上に指定されている科目はそこに記入すること。 (30 点)
<決算整理事項等>
(1) 受取手形のうち¥18,000が不渡りとなった。この手形について貸倒引当金を100%設定する。
(2) 売上債権(上記不渡手形を除く)の期末残高の2%について貸倒引当金を計上する。(差額補充法)
(3) 期末材料の棚卸減耗が¥8,900発生した。当該減耗は管理上やむを得ない目減りによるものである。
(4) 減価償却費
@ 工事用:機械装置に対して¥128,000。ただし、月次で¥10,000の減価償却費を毎月計上しており、当期の予定計上
額と実際発生額の差額を当期の工事原価(未成工事支出金)に加減する。
A 一般管理用:建物(定額法、耐用年数15年、残存価額ゼロ)
B 一般管理用:備品(定額法、耐用年数5年、残存価額ゼロ)
(5) 仮払金は本社建物の補修代金であり、この補修工事は決算日に完了したものである。このうち、¥234,000は改良費で
ある。
(6) 退職給付引当金の当期繰入額は、本部事務員について¥62,000、現場作業員について¥188,000である。ただし、現場
作業員については、月次原価計算で月額¥15,000の退職給付引当金繰入額を予定計上しており、当期の予定計上額と実際
発生額の差額を当期の工事原価(未成工事支出金)に加減する。
(7) 完成工事に係る仮設撤去費の未払金¥12,000を計上する。
(8) 完成工事高に対して0.1%の完成工事補償引当金を計上する。(差額補充法)
(9) 未成工事支出金の次期繰越額は¥825,000である。
(10) 販売費及び一般管理費の中には、本社の前払保険料¥7,000が含まれており、他方、営業経費の未払分¥25,000がある。
(11) 当期の法人税、住民税及び事業税として税引前当期純利益の40%を計上する。
まず初めに下記等の語句を百回くらい書いて覚えてください。
仕訳問題集に仕訳があります。この語句の組み合わせを覚えることが大事になります。意味も覚えてください。例当座預金 会社名義の銀行貯金 手形を発行可能
当座預金 1 0 0 0 0 0 A 現金 1 0 0 0 0 0
未成工事受入金 160;2600000 完成工事高 5000000
完成工事未収入金24000000
完成工事原価 60; 4500000 未成工事支出金4500000
投資有価証券 2 4 6 0 0 0 0 当座預金 2 4 6 0 0 0 0
未成工事支出金1 8 5 0 0 0 0 0 当座預金8500000
支払手形1000000
雑損失 2 4 3 0 0 現金 2 4 3 0 0
修繕引当金500,000 当座預金 900000
機械装置400,000
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