原価計算7回
来ていただいてありがとうございます。当社建設業経理士の問題集をよろしくお願いします。
試験情報 建設業振興基金
原価計算
問題 「労務費の計算における手持時間の意味とその処理方法について説明しなさい。」
前回の原価計算の答えの模範解答は
「手 待 時 間 と は 、 工 具 の 手 配 不 良 の た め に 作 業 が で き ず に
待 機 し て い る 工 具 待 ち や 、 停 電 等 で 作 業 が で き ず に 待 機
し て い る 電 気 待 ち な ど 、 労 務 者 の 責 任 以 外 の 原 因 に よ る
遊 休 時 間 を い う 。 手 待 時 間 は 、 す べ て 支 払 賃 金 の 対 象 と
な る が 、 臨 時 的 、 偶 発 的 な 原 因 に よ っ て 生 じ た 手 待 時 間
に 対 す る 賃 金 は 非 原 価 と し て 処 理 す る 。」
重要語句 非原価 遊 休 時 間 支 払 賃 金
まずこの語句の勉強をしなければなりません
参考書を購入して参考書をある程度独理解してください
建設業会計概説1級原価計算 を購入して語句を覚えてください
勉強法
1、過去問で似たような問題がでることもあるので、過去問のまわりも覚えておく
2、勉強時間 平日4時間 休日 全日
3、建設業会計概説1級原価計算 を購入して語句を覚えてください
4、計算問題、解き方を覚える(できれば当社問題集)
2016年前原志
私が2級を取得したのは、43歳の時でした。会社から取得の依頼がありましたので、
勉強することになりました。体が弱く(腎臓病)勉強もきついのですが、何とか勉強しました。松本講師のセミナーに参加しました。まず仕訳の用語を百回も書いて覚えました。松本講師の解き方を参考に計算問題を何回も解きました。無事に1回で合格しました。当社の問題集は松本講師の解き方が掲載されています。ぜひ参考にしていただいて合格してください
当社の流れ
1 問題集を購入していただきます。
2 毎日取り組んでいただきます。
3 質問がある場合は、メールで当社へ質問してください。
4 期間は2級で、3ケ月は必要と思います。1級は1年間必要かと思います。
5 仕訳は問題を見て解答が浮かぶようになると良いと思います。
6 1級は語句の意味を理解してください。
7 過去問を試験と同じ時間で、解いて試験に慣れると良いかもしれません。
8 計算問題は1問 分間で解けるように練習してください。問題を見てどこに
注目するか浮かぶようにしてください。
9 合格すると自分を信じてください これが一番大事です。
10 とにかく毎日勉強することが大事です。
11 覚えにくいときは声を出して覚えてください。
12 語呂合わせで覚えるのも良いかもしれません。す。
第7 回建設業経理士検定試験
1 級原価計算試験問題
注 意 事 項
1. 解答は、解答用紙に指定された解答欄内に記入してください。解答欄外に記入さ
れているものは採点しません。
2. 金額の記入にあたっては、以下のとおりとし、1ますごとに数字を記入してくだ
さい。
3. 解答は、指定したワク内に明瞭に記入してください。判読し難い文字が記入され
ている場合、その解答欄については採点しません。
4. 消費税については、設問で消費税に関する指示がある場合のみ、これを考慮した
解答を作成してください。
5. 解答用紙には、氏名・受験番号シール貼付欄が2ヵ所あります。2ヵ所とも、氏名
はカタカナで記入し、受験番号は受験票に付いている受験番号シールを貼ってくだ
さい。なお、受験番号シールがないときは、自筆で受験番号を記入してください。
(氏名・受験番号が正しく表示されていないと、採点できない場合があります。)
←一の位
←十の位
←百の位
←千の位
←一万の位
←十万の位
←百万の位
←千万の位
←一億の位
− 1 −
〔第1 問〕 次の設問に対して、それぞれ200 字以内で述べなさい。 (20 点)
問1 原価計算制度における「原価の本質」の4 つの要件を説明しなさい。
問2 工事別原価を計算するに際して、年間の季節性の操業変動によって生ずる固定費負担を平準化するためには、どのよ
うに措置することが適切か。
〔第2 問〕 次の文章は、わが国の原価計算基準もしくは工事契約会計基準に照らして適切か否かを判定しなさい。適切である
場合は「A」、不適切である場合は「B」を解答欄に記入しなさい。 (10 点)
1. 工事進行基準の工事進捗度を計算するに際して、原価比例法の計算では信頼性のある実行予算の見積りが不可欠である。
2. 長期の請負工事においては、販売費及び一般管理費の全部あるいは一部を、必要であれば適当な比率で関係する工事に
配分することができる。
3. 工種・工程別等の工事の完成を約する外注契約の対価は、そのすべてを完成工事原価報告書の外注費に計上しなければ
ならない。
4. 複数の工事を監督する現場出張所で発生する経費のうち、工事に関する費用は適切な配賦基準を選定して関係した工事
に配賦する。
5. 購入した建設資材に対して値引きまたは割戻しを受けた時には、原則としてこれらの分を当該材料の購入原価から控除
する。
〔第3 問〕 新潟建設工業株式会社では、定型的な専門工事業務について事前目標原価を設定してコスト管理を実施している。
下記の<資料>は、平成×1 年9 月の関係データである。原価差異の総額を分解して次の差異を計算しなさい。
@ 予算差異 A 変動費能率差異 B 固定費能率差異 C 操業度差異
各々の原価差異については、その差異が有利差異の場合は「A」、不利差異の場合は「B」を解答用紙の所定の欄に
記入すること。また、計算の過程で端数が生じた場合は、円未満を四捨五入すること。 (14 点)
<資料>
1. 月初に設定された当月の実行予算
管理費等の固定費予算 月間 ¥1,544,400
燃料費等の変動費予算 業務1 時間当たり¥452
想定された基準操業時間 月間 2,640 時間
2. 当月の実際操業時間 2,580 時間
3. 当月の実際発生原価 ¥2,699,730
4. 工事規模実績から判定された標準時間 2,510 時間
〔第4 問〕 千葉建設株式会社では、第一工程と第二工程を利用して、ダクト設備の製造を行っている。次の<資料>によって、
工程別総合原価計算(累加法)を実施し、(1)当月の完成品原価及び(2)各工程の完成品単位原価を算定しなさい。
なお、素材は第一工程始点においてのみ投入されている。また、計算の過程において端数が生じた場合は、円未満を
四捨五入すること。 (16 点)
<資料>
1. 月初仕掛品データ
第一工程
素材費 ¥96,200
加工費 ¥55,960
数量 ?個(加工進捗度 ?%)
第二工程
前工程費 ¥21,650
加工費 ¥30,200
数量 90個(加工進捗度 40%)
− 2 −
2. 当月原価データ (単位:円)
第一工程 第二工程 合 計
素材費 295,000 ─ 295,000
賃金 372,000 283,000 655,000
工程経費 139,000 98,000 237,000
補助部門費配賦額 28,000 13,000 41,000
3. 月末仕掛品データ
第一工程 数量150個(加工進捗度 60%)
第二工程 数量110個(加工進捗度 70%)
4. 当月完成品数量
第一工程 650個 第二工程 630個
なお、第一工程完成品はすべて第二工程に投入されている。
5. 仕掛品の評価
平均法
〔第5 問〕 下記の<資料>は、群馬建設工業株式会社(当会計期間:平成×1 年4 月1 日〜平成×2 年3 月31 日)における工事原
価計算関係資料である。次の設問に解答しなさい。なお、計算の過程で端数が生じた場合は、特に指定のないものに
ついては円未満を四捨五入すること。 (40 点)
問 1 解答用紙に示す当期(1年間)の「完成工事原価報告書」を作成しなさい。なお、同社は、成果の確実性を認めるた
めの信頼性のある見積り体制を構築できていないために、収益認識基準として工事完成基準を採用している。
問 2 当期末において、未成工事支出金勘定の残高として次期に繰り越される金額を計算しなさい。
問 3 当期の材料購入価格差異(副費賦課前)と労務費賃率差異を計算し、その合算額を完成工事原価と期末未成工事原
価に配分しなさい。その配分比率は、完成工事原価¥3,500,000、期末未成工事原価¥1,000,000として計算する。完
成工事原価への加減額については、問1の完成工事原価報告書に表示すること(資料7(2)を参照)。
<資料>
1.当期の受注工事の状況
工事番号 工事着工 工事竣工
605 平成×0年 7月 平成×1年 6月
606 平成×0年11月 平成×1年12月
607 平成×1年 8月 平成×2年 3月
608 平成×1年11月 (期末現在未成)
2.期首未成工事原価の内訳 (単位:円)
工事番号 材料費 労務費 外注費(労務外注費) 経 費(人件費) 合 計
605 310,580 79,430 251,260 (58,070) 42,850(34,110) 684,120
606 143,600 42,190 98,750 (61,880) 21,430(19,050) 305,970
計 454,180 121,620 350,010(119,950) 64,280(53,160) 990,090
(注) ( )内の数値は、当該費目の内書の金額である。
3.材料費に関する資料
(1) C材料は仮設工事用の資材で、すくい出し方式により処理している。当期の工事別関係資料は次のとおり。
(単位:円)
工事番号 605 606 607 608
仮設資材投入額 (注) 20,370 88,460 64,290
完了時残価評価額 35,410 12,350 28,340 (仮設工事未了)
(注) 605、606工事の仮設工事は前期中に開始しており、その資材投入額は前期から繰り越した未成工事支
出金に含まれている。
− 3 −
(2) D材料は個別の工事用の引当材料であり、予定購入単価(@¥5,020)を設定して工事原価に算入している。
(単位:s)
工事番号 605 606 607 608 合 計
購入量 24 18 146 85 273
D材料の購入については、購入代価の2%の材料副費を予定配賦して工事別の購入原価を決定している。その際、副費の百
円未満は切り捨て処理している。なお、副費配賦差異残高は工事原価外項目で処理することとしている。
当期の材料実際購入代価は¥1,398,160 であり、当期中に残材は発生していない。
4.労務費に関する資料
当社では、専門工事であるE作業については予定賃率(@¥3,200)を設定して工事原価に算入している。当期の工事
別実績作業時間は次のとおり。
(単位:時間)
工事番号 605 606 607 608 合 計
作業時間 18 22 69 43 152
当期の労務費実際発生額は¥481,200であった。
5.外注費に関する資料
当社の外注工事には、重機械提供を含むもの(一般外注)と労務提供を主体とするもの(労務外注)とがある。工事別
の当期実際発生額は次のとおり。
(単位:円)
工事番号 605 606 607 608 合 計
一般外注 33,190 73,540 381,550 146,270 634,550
労務外注 20,420 37,560 114,240 87,040 259,260
(注) 労務外注費は、完成工事原価報告書においては労務費に含めて記載することとしている。
6.経費に関する資料
(1) 直接経費の内訳 (単位:円)
工事番号 605 606 607 608 合 計
動力用水光熱費 14,030 11,570 84,070 54,230 163,900
従業員給料手当 17,360 24,960 47,250 46,700 136,270
機械等経費 5,190 4,240 18,910 10,270 38,610
法定福利費 2,720 3,840 6,470 6,120 19,150
福利厚生費 4,660 5,730 14,680 10,570 35,640
通信交通費 8,420 9,540 13,760 9,970 41,690
計 52,380 59,880 185,140 137,860 435,260
(注) 経費に含まれる人件費の計算において、退職金及び退職給付引当金繰入額は考慮しない。
(2) 管理職のM氏は建築施工管理技士の資格を有し、一般マネジメント業務とともに各工事において当該業務を担当し
ている。当期の関連資料は次のとおりである。なお、工事原価への賦課については、業務内容の相違を考慮して下の
等価係数を使用している。
ア. M氏の当期給料手当総額 ¥1,412,125
イ. 施工管理業務の従事日数 (単位:日)
工事番号 605 606 607 608 合 計
従事日数 3 4 12 9 28
ウ. 一般マネジメント業務の従事日数 219日
エ. 等価係数
施工管理業務 2 一般マネジメント業務 1
7.その他の資料
(1) 607工事について発生した工事竣工後の引渡し活動の費用¥26,800、608工事について発生した受注活動の費
用¥19,700を販売費として処理していたが、これらについては法人税基本通達に則って工事原価に算入することとし
た。なお、いずれも人件費は含まれていない。
(2) 原価差異の期末処理については、特定の差異を除きプロダクト・コスト(製品原価)の処理をする方法を採用して
いる。当期完成工事原価に加減すべきものについては、期末の完成工事原価報告書の項目として表示することとして
いる。
まず初めに下記等の語句を百回くらい書いて覚えてください。
仕訳問題集に仕訳があります。この語句の組み合わせを覚えることが大事になります。意味も覚えてください。例当座預金 会社名義の銀行貯金 手形を発行可能
当座預金 1 0 0 0 0 0 A 現金 1 0 0 0 0 0
未成工事受入金 160;2600000 完成工事高 5000000
完成工事未収入金24000000
完成工事原価 60; 4500000 未成工事支出金4500000
投資有価証券 2 4 6 0 0 0 0 当座預金 2 4 6 0 0 0 0
未成工事支出金1 8 5 0 0 0 0 0 当座預金8500000
支払手形1000000
雑損失 2 4 3 0 0 現金 2 4 3 0 0
修繕引当金500,000 当座預金 900000
機械装置400,000
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