原価計算1級
来ていただいてありがとうございます。当社建設業経理士の問題集をよろしくお願いします。
試験情報 建設業振興基金
原価計算
問題 「労務費の計算における手持時間の意味とその処理方法について説明しなさい。」
前回の原価計算の答えの模範解答は
「手 待 時 間 と は 、 工 具 の 手 配 不 良 の た め に 作 業 が で き ず に
待 機 し て い る 工 具 待 ち や 、 停 電 等 で 作 業 が で き ず に 待 機
し て い る 電 気 待 ち な ど 、 労 務 者 の 責 任 以 外 の 原 因 に よ る
遊 休 時 間 を い う 。 手 待 時 間 は 、 す べ て 支 払 賃 金 の 対 象 と
な る が 、 臨 時 的 、 偶 発 的 な 原 因 に よ っ て 生 じ た 手 待 時 間
に 対 す る 賃 金 は 非 原 価 と し て 処 理 す る 。」
重要語句 非原価 遊 休 時 間 支 払 賃 金
まずこの語句の勉強をしなければなりません
参考書を購入して参考書をある程度独理解してください
建設業会計概説1級原価計算 を購入して語句を覚えてください
勉強法
1、過去問で似たような問題がでることもあるので、過去問のまわりも覚えておく
2、勉強時間 平日4時間 休日 全日
3、建設業会計概説1級原価計算 を購入して語句を覚えてください
4、計算問題、解き方を覚える(できれば当社問題集)
2016年前原志
私が2級を取得したのは、43歳の時でした。会社から取得の依頼がありましたので、
勉強することになりました。体が弱く(腎臓病)勉強もきついのですが、何とか勉強しました。松本講師のセミナーに参加しました。まず仕訳の用語を百回も書いて覚えました。松本講師の解き方を参考に計算問題を何回も解きました。無事に1回で合格しました。当社の問題集は松本講師の解き方が掲載されています。ぜひ参考にしていただいて合格してください
当社の流れ
1 問題集を購入していただきます。
2 毎日取り組んでいただきます。
3 質問がある場合は、メールで当社へ質問してください。
4 期間は2級で、3ケ月は必要と思います。1級は1年間必要かと思います。
5 仕訳は問題を見て解答が浮かぶようになると良いと思います。
6 1級は語句の意味を理解してください。
7 過去問を試験と同じ時間で、解いて試験に慣れると良いかもしれません。
8 計算問題は1問 分間で解けるように練習してください。問題を見てどこに
注目するか浮かぶようにしてください。
9 合格すると自分を信じてください これが一番大事です。
10 とにかく毎日勉強することが大事です。
11 覚えにくいときは声を出して覚えてください。
12 語呂合わせで覚えるのも良いかもしれません。。
益計算書原則九、 当期未処分利益
当期未処分利益は、当期純利益に前期繰越利益、一定の目的のために設定した積立金のその目的に従った取崩額、中間配当額、中間配当に伴う利益準備金の積立額等を加減して表示する。
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※現在は会計基準の改正により当期純利益が損益計算書の最終利益となっています。
現行の日本の制度会計における損益計算書では「当期未処分利益」が最終値となっていますが、本来当期未処分利益は損益計算書において計算表示されるべき項目ではなく、これは日本の制度会計上、商法との調整の見地から企業会計原則が損益計算書において当期未処分利益を計算表示すると規定しているにすぎない項目です。
ここでなぜ、当期未処分利益が本来損益計算書に収容されるべき項目ではないかといいますと、そもそも損益計算書とは「ある一定期間における企業の経営成績を表示したもの」であるのに対し、、当期未処分利益とは、過年度からの留保利益(前期繰越利益など)を含めた上での当期の処分可能な利益額であるからです。
15 回建設業経理士検定試験
1級原価計算試験問題
注 意 事 項
1. 解答は、解答用紙に指定された解答欄内に記入してください。解答欄外に記入さ
れているものは採点しません。
2. 金額の記入にあたっては、以下のとおりとし、1ますごとに数字を記入してくだ
さい。
3. 解答は、指定したワク内に明瞭に記入してください。判読し難い文字が記入され
ている場合、その解答欄については採点しません。
4. 消費税については、設問で消費税に関する指示がある場合のみ、これを考慮した
解答を作成してください。
5. 解答用紙には、氏名・受験番号シール貼付欄が2ヵ所あります。2ヵ所とも、氏名
はカタカナで記入し、受験番号は受験票に付いている受験番号シールを貼ってくだ
さい。なお、受験番号シールがないときは、自筆で受験番号を記入してください。
(氏名・受験番号が正しく表示されていないと、採点できない場合があります。)
←一の位
←十の位
←百の位
←千の位
←一万の位
←十万の位
←百万の位
←千万の位
←一億の位
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〔第1 問〕 次の設問に対して、それぞれ200 字以内で記入しなさい。 (20 点)
問1 補助部門費の施工部門への配賦方法として、@直接配賦法、A階梯式配賦法、B相互配賦法が用いられるが、各方法
の特徴について述べなさい。
問2 設備投資の経済性を評価する方法の1つである累積的回収期間法を定義し、その長所と短所について説明しなさい。
〔第 2 問〕 次の文の 口口 口 の中に入るべき最も適当な用語を下記の<用語群>の中から選び、その記号(ア〜ス)を解答
用紙の所定の欄に記入しなさい。 (10 点)
1. 同一の原材料を同一の工程を通じて加工したとき、必然的に分離生産される異種の製品で、その用途や経営目的にとっ
て、主産物・副産物の区別ができないものを 口口1 口 という。
2. 建築物のライフサイクル・コストは、企画設計コスト、 口口2 口 、 口口3 口 、廃棄処分コストの 4つの項目からな
り、このうちライフサイクル・コストの大半を占める 口口3 口 をいかに削減するかが、コスト管理の重要課題となって
いる。
3. 「原価計算基準」によれば、原価管理とは、原価の 口口4 口 を設定してこれを指示し、原価の実際の発生額を計算記
録し、これを 口口4 口 と比較して、その 口口5 口 を分析し、これに関する資料を経営管理者に報告し、原価能率を増
進する措置を講ずることをいう。
<用語群>
ア 等級製品 イ 差異の原因 ウ 見積 エ 運用管理コスト
オ 標準 カ 連産品 キ 建設コスト ク 予防コスト
コ 評価コスト サ 失敗コスト シ 原価の内訳 ス 有効性
〔第3 問〕 盛岡建設株式会社には、新規にZ社から工事発注に関する引合いがあった。当社では、提示された請負金額、工事
仕様などを精査して、次のような<工事請負採算分析資料>を作成した。これをもとに、Z社からの工事案件を受注
すべきか否かを判定するため、当案件を受注した場合の@差額収益、A差額原価、B差額利益をそれぞれ計算し、解
答用紙の所定の欄に記入しなさい。 (14 点)
<工事請負採算分析資料>
(単位:円)
Z社案件
工事請負金額 9,800,000
総原価
工事原価
工事変動費 5,550,000
工事固定費 1,900,000 7,450,000
2,350,000
販売費及び一般管理費
販・管個別費 380,000
本社費負担 1,050,000 1,430,000
920,000
(注1) 工事変動費は、工事原価のうち当該工事を請け負わなければ発生しないものであり、工事固定費は、自社保
有の人員や設備に関する費用の配賦額である。
(注2) 販・管個別費は、当該工事を受注すれば新たに発生する営業費である。本社費負担は、社内規定により工事
負担分を按分した額であり、当該工事を請け負ったとしても本社費総額(固定費)は変わらないものとする。
(注3) 現在、当社は手不足状態にはなく、Z社の案件を請け負ったとしても現状の保有能力(キャパシティ)によ
って施工が可能な状態である。
− 2 −
〔第4 問〕 徳島建設株式会社では、第1工程と第2工程を利用して、仮設用パイプの製造を行っている。次の<資料>によっ
て、工程別総合原価計算(累加法)を実施し、(1) 第1工程の月末仕掛品原価及び(2) 各工程の完成品単位原価を算
定しなさい。なお、素材は第1工程始点においてのみ投入されている。また、計算の過程において端数が生じた場合
は、円未満を四捨五入すること。 (16 点)
<資料>
1. 月初仕掛品データ
第1工程 第2工程
素材費 ¥67,000 前工程費 ¥87,100
加工費 ¥52,800 加工費 ¥31,090
数量 ?個(加工進捗度 ?%) 数量 80個(加工進捗度 40%)
2. 当月原価データ (単位:円)
摘 要 第1工程 第2工程 合 計
素材費 325,000 ─ 325,000
賃金 377,200 285,000 662,200
工程経費 125,000 73,000 198,000
補助部門費配賦額 33,000 34,160 67,160
3. 月末仕掛品データ
第1工程 数量130個(加工進捗度 50%)
第2工程 数量100個(加工進捗度 70%)
4. 当月完成品数量
第1工程 670個 第2工程 650個
第1工程完成品はすべて第2工程に投入されている。なお、いずれの工程においても数量のロスはない。
5. 完成品と月末仕掛品への原価配分の方法
第1工程 平均法 第2工程 先入先出法
〔第5 問〕 下記の<資料>は、宮古建設工業株式会社(当会計期間:平成×3 年4 月1 日〜平成×4 年3 月31 日)における平成
×3 年10 月の工事原価計算関係資料である。次の設問に解答しなさい。月次で発生する原価差異は、そのまま翌月に
繰り越す処理をしている。なお、計算の過程で端数が生じた場合は、円未満を四捨五入すること。 (40 点)
問 1 工事完成基準を採用して平成×3年10月の完成工事原価報告書を作成しなさい。
問 2 平成×3年10月末における未成工事支出金の勘定残高を計算しなさい。
問 3 次の配賦差異について、平成×3年10月末の勘定残高を計算しなさい。なお、それらの差異については、不利差異は
「A」、有利差異は「B」を解答用紙の所定の欄に記入し、数字の前にはマイナス記号等を記入しないこと。
@ N材料の副費配賦差異 A 運搬車両部門費予算差異 B 運搬車両部門費操業度差異
<資料>
1.当月の工事の状況
工事番号 着 工 竣 工
312 平成×3 年02 月 (未完成)
313 平成×3 年04 月 平成×3 年10 月
314 平成×3 年10 月 平成×3 年10 月
315 平成×3 年10 月 (未完成)
2.月初における前月繰越金額
(1) 月初未成工事原価の内訳 (単位:円)
工事番号 材料費 労務費(労務外注費) 外注費 経費(人件費) 合 計
312 198,000 110,300(77,200) 62,900 43,150(31,900) 414,350
313 66,600 41,250(28,930) 29,500 21,280(10,900) 158,630
(注) ( )の数値は、当該費目の内書の金額である。
(2) 配賦差異の残高
N材料の副費配賦差異 ¥2,460(借方残高)
運搬車両部門費予算差異 ¥450(貸方残高) 運搬車両部門費操業度差異 ¥500(借方残高)
3.当月の材料費に関する資料
(1) M材料は特定工事用の引当資材で、予定単価(1s当たり¥3,000)を設定して工事原価に賦課している。当月の工
事別現場投入量は次のとおりである。
(単位:s)
工事番号 312 313 314 315 合 計
投入量 79 141 288 61 569
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(2) N材料は在庫を有する常備資材であり、消費単価はその払出し時点で先入先出法を適用して計算している。当月の
受払いに関するデータは次のとおりである。なお、単価データは副費を含まない購入代価である。
日 付 摘 要 単 価数 量計
10 月1 日 前月繰越 ¥620 220 本¥136,400
4 日 313工事に投入180 本
12 日 仕入れ ¥630 570 本¥359,100
19 日 314工事に投入450 本
N材料については購入時にその材料副費を予定配賦する方法を採用しており、その配賦率は1本当たり¥53である。
また、当月のN材料の副費実際発生額は¥28,800であった。
4.当月の労務費に関する資料
当社では、G作業について常雇作業員による専門工事を実施している。工事原価の計算には予定賃率を採用しており、
その金額はG作業1時間当たり¥2,530である。10月の実際作業時間は次のとおりである。
(単位:時間)
工事番号 312 313 314 315 合 計
G作業時間 57 113 225 59 454
5. 当月の外注費に関する資料
当社の外注工事には、重機械の提供を含むもの(一般外注)と労務提供を主体とするもの(労務外注)とがある。工事
別の当月実際発生額は次のとおりである。
(単位:円)
工事番号 312 313 314 315 合 計
一般外注 56,880 111,520 296,500 75,450 540,350
労務外注 179,900 278,800 344,000 169,900 972,600
労務外注費は、完成工事原価報告書においては労務費に含めて記載している。
6.当月の経費に関する資料
(1) 直接経費の内訳 (単位:円)
工事番号 312 313 314 315 合 計
労務管理費 44,400 97,400 110,320 41,980 294,100
従業員給料手当 59,200 101,690 129,900 42,340 333,130
法定福利費 7,660 13,175 14,760 4,890 40,485
福利厚生費 10,855 27,770 35,510 9,950 84,085
雑費他 23,755 31,055 48,930 20,050 123,790
計 145,870 271,090 339,420 119,210 875,590
(注) 経費に含まれる人件費の計算において、退職金及び退職給付引当金繰入額は考慮しない。
(2) 役員であるQ氏は全般マネジメント業務に携わるとともに、施工管理技術者の資格で現場管理業務も兼務している。
役員報酬のうち、担当した当該業務に係る分は、従事時間数により工事原価に算入している。また、工事原価と一般
管理費の業務との間には等価係数を設定している。関係資料は次のとおりである。
ア.Q氏の当月役員報酬額 ¥591,750
イ.施工管理業務の従事時間 (単位:時間)
工事番号 312 313 314 315 合計
従事時間 ─ ─ 54 16 70
ウ.役員としての一般管理業務は120時間であった。
エ.業務間の等価係数(業務1時間当たり)は次のとおりである。
施工管理 1.5 一般管理 1.0
(3) 当社の常雇作業員によるG作業に関係する経費については、運搬車両部門費として予定配賦法(変動予算方式)を
採用している。関係資料は次のとおりである。
ア.当会計期間について設定された実行予算
固定費予算(年額) ¥2,097,000
変動費予算(年額) ¥1,565,760
その基準運転時間 G労務作業 年間 5,592時間
イ.当月の運搬車両部門費の実際発生額は¥292,550であった。
ウ.月次の原価計算に使用される許容予算額の計算
(a) 固定費 月割経費とする。
(b) 変動費 実際時間に基づく許容予算額を計算する。
エ.運搬車両部門費はすべて人件費を含まない経費である。
まず初めに下記等の語句を百回くらい書いて覚えてください。
仕訳問題集に仕訳があります。この語句の組み合わせを覚えることが大事になります。意味も覚えてください。例当座預金 会社名義の銀行貯金 手形を発行可能
当座預金 1 0 0 0 0 0 A 現金 1 0 0 0 0 0
未成工事受入金 160;2600000 完成工事高 5000000
完成工事未収入金24000000
完成工事原価 60; 4500000 未成工事支出金4500000
投資有価証券 2 4 6 0 0 0 0 当座預金 2 4 6 0 0 0 0
未成工事支出金1 8 5 0 0 0 0 0 当座預金8500000
支払手形1000000
雑損失 2 4 3 0 0 現金 2 4 3 0 0
修繕引当金500,000 当座預金 900000
機械装置400,000
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