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建設業経理士2級8回解答


来ていただいてありがとうございます。
私が2級を取得したのは、43歳の時でした。会社から取得の依頼がありましたので、
勉強することになりました。体が弱く(腎臓病)勉強もきついのですが、何とか勉強しました。松本講師のセミナーに参加しました。まず仕訳の用語を百回も書いて覚えました。松本講師の解き方を参考に計算問題を何回も解きました。無事に1回で合格しました。当社の問題集は松本講師の解き方が掲載されています。ぜひ参考にしていただいて合格してください
当社の流れ
1 問題集を購入していただきます。
2 毎日取り組んでいただきます。
3 質問がある場合は、メールで当社へ質問してください。
4 期間は2級で、3ケ月は必要と思います。1級は1年間必要かと思います。
5 仕訳は問題を見て解答が浮かぶようになると良いと思います。
6 1級は語句の意味を理解してください。
7 過去問を試験と同じ時間で、解いて試験に慣れると良いかもしれません。
8 計算問題は1問 分間で解けるように練習してください。問題を見てどこに
  注目するか浮かぶようにしてください。
9 合格すると自分を信じてください これが一番大事です。
10 とにかく毎日勉強することが大事です。
11 覚えにくいときは声を出して覚えてください。
12 語呂合わせで覚えるのも良いかもしれません。
第8 回建経2 級−模範解答

第8回建設業経理士試験 模範解答
2 級
〔第1 問〕
借 方 貸 方
記号 勘定科目 金 額 記号勘定科目 金 額
N 工事未払金 500,000 M 裏書手形 200,000
(1)
L 支払手形 300,000
G 機械装置 1,800,000 G 機械装置 1,500,000
(2)
B 当座預金 300,000
(3) K 投資有価証券 1,693,800 B 当座預金 1,693,800
(4) T 資本準備金 5,000,000 S 資本金 5,000,000
(5) A 現金 550,000 P 未成工事受入金 550,000
〔第2 問〕
(1) 16,000
(2) 245,000
(3) 130,000
(4) 2,000,000
第8 回建経2 級−模範解答
〔第3 問〕
工事原価明細表
平成X2年10月 (単位:千円)
当月発生工事原価 当月完成工事原価
T.材料費
1,440
1,540
U.労 務 費
1,220
1,260
V.外 注 費
2,450
2,650
W.経 費
1,350
1,420
(うち人件費) ( 710 ) ( 730 )
完成工事原価 6,460 6,870
〔第4 問〕
問1
1 2 3 4 5 6 7
記号
(ア〜ク) カ ク キ エ ウ イ ア
問2
完成工事原価報告書
(単位:円)
T.材料費
323,920
U.労 務 費
215,580
V.外 注 費
248,010
W.経 費
181,000
完成工事原価 968,510
工事間接費配賦差異月末残高 ¥3,897 記号(AまたはB) A
第8 回建経2 級−模範解答
〔第5 問〕
精算表
(単位:円)
残高試算表 整理記入 損益計算書 貸借対照表
勘定科目
借 方 貸 方 借 方 貸 方 借 方 貸 方 借 方 貸 方
現金預金 392,200 392,200
受取手形 780,000 780,000
完成工事未収入金 940,000 940,000
貸倒引当金 30,000 4,400 34,400
有価証券 420,000 420,000
8,000 2,900
未成工事支出金 396,000 2,000 6,600 400,000
3,500
材料貯蔵品 28,000 28,000
機械装置 630,000 630,000
機械装置減価償却累計額 330,000 8,000 338,000
備品 940,000 940,000
備品減価償却累計額 705,000 117,500 822,500
建設仮勘定 230,000 200,000 30,000
支払手形 350,000 350,000
工事未払金 650,000 3,500 653,500
借入金 606,000 606,000
未成工事受入金 200,000 5,000 205,000
仮受金 5,000 5,000
完成工事補償引当金 8,000 2,900 5,100
退職給付引当金 280,000 30,000 310,000
資本金 1,000,000 1,000,000
繰越利益剰余金 59,000 59,000
完成工事高 5,100,000 5,100,000
完成工事原価 3,930,000 6,600 3,936,600
4,400 2,100
117,500
28,000
762,000
販売費及び一般管理費 610,400
3,800
受取利息配当金 1,600 1,600
支払利息 28,000 28,000
9,324,600 9,324,600
投資有価証券 300,000 165,000 135,000
子会社株式 120,000 120,000
投資有価証券評価損 165,000 165,000
建物 200,000 200,000
前払家賃 2,100 2,100
未払金 3,800 3,800
未払法人税等 84,000 84,000
法人税、住民税及び事業税 84,000 84,000
1,052,800 1,052,800 4,975,600 5,101,600 4,597,300 4,471,300
当期( 純利益) 126,000 126,000
5,101,600 5,101,600 4,597,300 4,597,300
第8 回建経2 級−模範解答
〈2級解説〉
〔第1問〕
(1) 評価勘定法による処理は、手形を裏書したときに「裏書手形」勘定の貸方に記入し、その手形が決済さ
れた時点で「受取手形」勘定に振り替える処理を行う。
<手形裏書時>
( 工事未払金 ) 200,000 ( 裏書手形) 200,000
<満期日>
( 裏書手形 ) 200,000 ( 受取手形) 200,000
(2) 固定資産を交換により取得したときは、交換に供した固定資産(自己が所有していた固定資産)の帳簿価
額をもって取得原価とする。また、交換に際して、交換差金を支払ったときは、その支払額を固定資産の
取得原価に含める。
(3) 売買を目的とした短期所有の有価証券ではなく、良好な取引関係の維持を目的としたものであるため
「投資有価証券」勘定で処理する。
〔第2問〕
(1) 社債発行時(平成X1 年4 月1 日)
( 現金預金 ) 4,925,000 ( 社債) 4,925,000
*1 ¥5,000,000×
¥100
¥98.5
=¥4,925,000
社債消却時(平成X4 年4 月1 日)
( 社債 ) 994,000 ( 現金預金) 1,010,000
( 社債償還損 ) 16,000
*1 取得から買入償還時までの償却額:(¥5,000,000−¥4,925,000)×
5年
3年
=¥45,000
買入償還した社債の帳簿価額:(¥4,925,000+¥45,000)×
¥5,000,000
¥1,000,000
=¥994,000
*2 買入額:¥1,000,000×
¥100
¥101
=¥1,010,000
(2) 本店の仕訳
( 静岡支店 ) 25,000 ( 名古屋支店) 25,000
名古屋支店の仕訳
( 本店 ) 25,000 ( 現金預金) 25,000
静岡支店の仕訳
( 旅費交通費 ) 25,000 ( 本店) 25,000
上記により、本店における静岡支店勘定の残高は¥245,000(=¥220,000+¥25,000)となる。
(3) 仮払消費税:¥150,000−¥20,000=¥130,000
(4) ¥5,000,000×
¥4,500,000
¥1,800,000
=¥2,000,000
第8 回建経2 級−模範解答
〔第3問〕
当期発生工事原価 … 当期消費額総額を計算すればよい。
材料費:90 千円+1,580 千円−180 千円−50 千円=1,440 千円
労務費:1,230 千円−120 千円+110 千円=1,220 千円
外注費:2,500 千円−300 千円+250 千円=2,450 千円
経 費
保 険 料:50 千円+30 千円−40 千円=40 千円
地代家賃:280 千円+20 千円−30 千円=270 千円
そ の 他:180 千円+80 千円+580 千円+130 千円+70 千円=1,040 千円
合 計:40 千円+270 千円+1,040 千円=1,350 千円
うち人件費:580 千円+130 千円=710 千円
当期完成工事原価 … 完成工事原価に含まれる各金額を計算すればよい。
材料費:380 千円+1,440 千円−280 千円=1,540 千円
労務費:520 千円+1,220 千円−480 千円=1,260 千円
外注費:980 千円+2,450 千円−780 千円=2,650 千円
経 費:250 千円+1,350 千円−180 千円=1,420 千円
うち人件費:110 千円+710 千円−90 千円=730 千円
材料貯蔵品を例にあげると以下のような記入となる。(金額の単位:千円)
材 料 貯 蔵 品 未成工事支出金
月初 当月発生工事原価 月初 当月完成工事原価
90 380
当月購入
1,440
当月発生工事原価
1,540
1,580 月末 月末
△180 50
1,440
280
〔第4問〕
工事別原価計算表(単位:円)
81 工事 83 工事 完成工事原価 82 工事 未成工事原価
月初未成工事原価 191,130 ― 191,130 85,200 85,200
当期発生工事原価
材 料 費 38,540 200,740 239,280 196,250 196,250
労 務 費 24,010 152,490 176,500 127,630 127,630
外 注 費 28,940 163,840 192,780 146,050 146,050
直接経費 10,830 91,430 102,260 74,520 74,520
工事間接費 16,640 49,920 66,560 52,480 52,480
合 計 310,090 658,420 968,510 682,130 682,130
工事間接費予定配賦額
81 工事:@¥1,280×13 時間=¥16,640
82 工事:@¥1,280×41 時間=¥52,480
83 工事:@¥1,280×39 時間=¥49,920 予定配賦額合計¥119,040
第8 回建経2 級−模範解答
完成工事原価報告書 … 81 工事と83 工事の工事原価を集計する
材料費:¥84,640+¥239,280=¥323,920
労務費:¥39,080+¥176,500=¥215,580
外注費:¥55,230+¥192,780=¥248,010
経 費:¥12,180+¥102,260+¥66,560=¥181,000
工事間接費配賦差異月末残高
当月発生額:予定¥119,040−¥118,730=¥310(貸方(有利)差異)
工事間接費配賦差異
当月発生310
前月繰越 4,207
月末残高3,897(借方)
〔第5問〕
(1) 貸倒引当金について
( 販売費及び一般管理費 ) 4,400 *1 ( 貸倒引当金) 4,400
*1 (¥780,000+¥940,000)×2%−¥30,000=¥4,400
(2) 有価証券について
( 投資有価証券 ) 300,000 ( 有価証券) 420,000
( 子会社株式 ) 120,000
( 投資有価証券評価損 ) 165,000 *1 ( 投資有価証券) 165,000
*1 @¥450×300 株−¥300,000=△¥165,000
(3) 仮受金について
( 仮受金 ) 5,000 ( 未成工事受入金) 5,000
(4) 減価償却について
( 未成工事支出金 ) 8,000 *1 ( 機械装置減価償却累計額) 8,000
( 販売費及び一般管理費 ) 117,500 *2 ( 備品減価償却累計額) 117,500
*1 予定計上額:¥10,000×12 ヵ月=¥120,000
実際発生額:¥128,000
∴¥120,000−¥128,000=△¥8,000(計上不足)
*2 ¥940,000÷8 年=¥117,500
(5) 建設仮勘定について
( 建物 ) 200,000 ( 建設仮勘定) 200,000
(6) 退職給付引当金について
( 販売費及び一般管理費 ) 28,000 ( 退職給付引当金) 30,000
( 未成工事支出金 ) 2,000 *1
*1 予定計上額:¥3,000×12 ヵ月=¥36,000
実際発生額:¥38,000
∴¥36,000−¥38,000=△¥2,000(計上不足)
(7) 仮設撤去費について
( 未成工事支出金 ) 3,500 ( 工事未払金) 3,500
第8 回建経2 級−模範解答
(8) 完成工事補償引当金について
( 完成工事補償引当金 ) 2,900 *1 ( 未成工事支出金) 2,900
*1 ¥5,100,000×0.1%−¥8,000=△¥2,900(戻入)
(9) 期末未成工事支出金について
( 完成工事原価 ) 6,600 *1 ( 未成工事支出金) 6,600
*1
未成工事支出金(単位:円)
試算表 396,000 (8) 2,900
(4) 8,000
(6) 2,000
当期完成6,600
(7) 3,500 次月繰越400,000
409,500 409,500
(10) 家賃および営業所経費について
( 前払家賃 ) 2,100 ( 販売費及び一般管理費) 2,100
( 販売費及び一般管理費 ) 3,800 ( 未払金) 3,800
(11) 法人税等について
( 法人税、住民税及び事業

) 84,000 *1 ( 未払法人税等) 84,000
*1 税引前利益¥210,000×40%=¥84,000
損 益 計 算(単位:円)
完成工事原価 3,936,600 完成工事高5,100,000
販売費及び一般管理費 762,000 受取利息配当金1,600
支払利息 28,000
投資有価証券評価損 165,000
税引前当期純利益 210,000まず初めに下記等の語句を百回くらい書いて覚えてください。
仕訳問題集に仕訳があります。この語句の組み合わせを覚えることが大事になります。意味も覚えてください。例当座預金 会社名義の銀行貯金 手形を発行可能
当座預金 1 0 0 0 0 0 A 現金 1 0 0 0 0 0
未成工事受入金 160;2600000 完成工事高 5000000
完成工事未収入金24000000
完成工事原価 60; 4500000 未成工事支出金4500000
投資有価証券 2 4 6 0 0 0 0  当座預金 2 4 6 0 0 0 0
未成工事支出金1 8 5 0 0 0 0 0    当座預金8500000
                      支払手形1000000
雑損失 2 4 3 0 0   現金 2 4 3 0 0
修繕引当金500,000   当座預金 900000
機械装置400,000


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