原価計算13回
来ていただいてありがとうございます。当社建設業経理士の問題集をよろしくお願いします。
試験情報 建設業振興基金
原価計算
問題 「労務費の計算における手持時間の意味とその処理方法について説明しなさい。」
前回の原価計算の答えの模範解答は
「手 待 時 間 と は 、 工 具 の 手 配 不 良 の た め に 作 業 が で き ず に
待 機 し て い る 工 具 待 ち や 、 停 電 等 で 作 業 が で き ず に 待 機
し て い る 電 気 待 ち な ど 、 労 務 者 の 責 任 以 外 の 原 因 に よ る
遊 休 時 間 を い う 。 手 待 時 間 は 、 す べ て 支 払 賃 金 の 対 象 と
な る が 、 臨 時 的 、 偶 発 的 な 原 因 に よ っ て 生 じ た 手 待 時 間
に 対 す る 賃 金 は 非 原 価 と し て 処 理 す る 。」
重要語句 非原価 遊 休 時 間 支 払 賃 金
まずこの語句の勉強をしなければなりません
参考書を購入して参考書をある程度独理解してください
建設業会計概説1級原価計算 を購入して語句を覚えてください
勉強法
1、過去問で似たような問題がでることもあるので、過去問のまわりも覚えておく
2、勉強時間 平日4時間 休日 全日
3、建設業会計概説1級原価計算 を購入して語句を覚えてください
4、計算問題、解き方を覚える(できれば当社問題集)
2016年前原志
私が2級を取得したのは、43歳の時でした。会社から取得の依頼がありましたので、
勉強することになりました。体が弱く(腎臓病)勉強もきついのですが、何とか勉強しました。松本講師のセミナーに参加しました。まず仕訳の用語を百回も書いて覚えました。松本講師の解き方を参考に計算問題を何回も解きました。無事に1回で合格しました。当社の問題集は松本講師の解き方が掲載されています。ぜひ参考にしていただいて合格してください
当社の流れ
1 問題集を購入していただきます。
2 毎日取り組んでいただきます。
3 質問がある場合は、メールで当社へ質問してください。
4 期間は2級で、3ケ月は必要と思います。1級は1年間必要かと思います。
5 仕訳は問題を見て解答が浮かぶようになると良いと思います。
6 1級は語句の意味を理解してください。
7 過去問を試験と同じ時間で、解いて試験に慣れると良いかもしれません。
8 計算問題は1問 分間で解けるように練習してください。問題を見てどこに
注目するか浮かぶようにしてください。
9 合格すると自分を信じてください これが一番大事です。
10 とにかく毎日勉強することが大事です。
11 覚えにくいときは声を出して覚えてください。
12 語呂合わせで覚えるのも良いかもしれません。。
第13 回建経1級原計−模範解答
第 13 回建設業経理士試験 模範解答
1 級
原 価 計 算
〔第1問〕
問1
請負工事に経営資源を投入した事実に注目し、その実績と見積工事総原価といった当該工事数量とを比較し
て工事進捗度を決定する方法をインプット法という。我が国では一般的にインプット法による実際発生工事原
価を基準とした工事進捗度、すなわち原価比例法が多用される。工事進捗度の式の分母は実行予算を基礎とす
る事前原価計算を、分子は期間の事後原価計算を意味し、この有機的な結合が適切な工事進捗度を測定するこ
とになる。
問2
材料副費を材料購入原価に算入する方法は@直課法、A配賦法の二つが挙げられる。@は購入材料代価に直接
的に賦課する方法であり、引取運賃などのように各材料の購入口別に把握しやすい費目に適用できる。Aは適切
な配賦基準により関係材料に配賦する方法であり、各種材料購入にあたり共通的に発生する費目に適用できる。
Aはさらに実際配賦法と予定配賦法に分けられるが、前者は購入原価の算定が遅れるという欠点を有する。
〔第2問〕
記 号(ア〜サ)
1 2 3 4 5
オ キ コ エ イ
資格試験と就職に強い学校
第13 回建経1級原計−模範解答
2
〔第3問〕
問1
投資案X ¥ 7,669,200
投資案Y ¥ 12,893,400
投資案Z ¥ 5,867,200
問2
投資案X 2.66 年
投資案Y 2.67 年
投資案Z 2.89 年
〔第4問〕
A製品
月 末 仕掛品原価 ¥ 110,940
当月完成品原価 ¥ 749,500
B製品
月 末 仕掛品原価 ¥ 68,160
当月完成品原価 ¥ 643,500
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第13 回建経1級原計−模範解答
3
〔第5問〕
問 1
完成工事原価報告書
自平成X3年1月1日
至平成X3年1月31日
福岡建設工業株式会社
(単位:円)
T.材料費 662,505
U.労 務 費 593,818
(うち労務外注費 300,518 )
V.外 注 費 226,980
W.経 費 317,720
(うち人件費 145,560 )
完成工事原価 1,801,023
問2
¥ 1,629,811
問3
@ ¥ 3,000 記号(XまたはY) Y
A ¥ 9,670 記号( 同 上 ) X
B ¥ 4,950 記号( 同 上 ) Y
C ¥ 1,700 記号( 同 上 ) X
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第13 回建経1級原計−模範解答
4
<1級原価計算>
〔第2問〕
1. 「原価計算基準」3参照
2. 「原価計算基準」33(二)参照
3. 「工事契約に関する会計基準」6.(6)参照
4. 「工事契約に関する会計基準」14 参照
5. 「原価計算基準」41(三)2.参照
〔第3問〕
問1
投資案X
¥35,000,000×0.9009+¥33,000,000×0.8116+¥29,000,000×0.7312
+¥23,000,000×0.6587−¥87,000,000=¥7,669,200
投資案Y
¥28,000,000×0.9009+¥32,000,000×0.8116+¥30,000,000×0.7312
+¥30,000,000×0.6587−¥80,000,000=¥12,893,400
投資案Z
¥28,000,000×(0.9009+0.8116+0.7312+0.6587)−¥81,000,000=¥5,867,200
問2
投資案X
¥87,000,000−¥35,000,000−¥33,000,000=¥19,000,000
2年+(¥19,000,000÷¥29,000,000)≒2.66 年(小数点以下第3位を四捨五入)
投資案Y
¥80,000,000−¥28,000,000−¥32,000,000=¥20,000,000
2年+(¥20,000,000÷¥30,000,000)≒2.67 年(小数点以下第3位を四捨五入)
投資案Z
¥81,000,000÷¥28,000,000≒2.89 年(小数点以下第3位を四捨五入)
〔第4問〕
1.生産データの整理 (注) ( )内は換算量をあらわす。
A 製品 B 製品
月初 当月完成 月初 当月完成
300 個(?個) 400 個(?個)
当月投入
2,000 個
当月投入
1,500 個
2,100個 月末 月末
( ? 個) 400 個(240 個)
1,300 個
( ? 個) 200 個(140 個)
2. 間接加工費(組間接費)の配賦
A製品:¥420,000×
7,500時間+6,500時間
7,500時間
=¥225,000
B製品: 〃 ×
7,500時間+6,500時間
6,500時間
=¥195,000
3.月末仕掛品原価および完成品原価の計算
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第13 回建経1級原計−模範解答
5
<製品A>
材料費 加 工 費 (数量は換算量)
月初+投入 当月完成 月初+投入 完成
2,000個
¥262,500
2,000個
¥487,000
月末 月末
¥38,000
+
¥277,000 400個
¥ 52,500
¥15,540
+
¥529,900 240個
¥ 58,440
月末仕掛品原価
(¥38,000+¥277,000)×
2,000個+400個
400個
=¥52,500
月末仕掛品原価
(¥15,540+¥529,900)×
2,000個+240個
240個
=¥58,440
月末仕掛品原価:¥52,500+¥58,440=¥110,940
当月完成品原価:¥262,500+¥487,000=¥749,500
<製品B>
材 料費 加 工 費 (数量は換算量)
月初+投入 完成 月初+投入 完成
1,500個
¥202,500
1,500個
¥441,000
月末 月末
¥53,000
+
¥176,500 200個
¥ 27,000
¥51,920
+
¥430,240 140個
¥ 41,160
月末仕掛品原価
(¥53,000+¥176,500)×
1,500個+200個
200個
=¥27,000
月末仕掛品原価
(¥51,920+¥430,240)×
1,500個+140個
140個
=¥41,160
月末仕掛品原価:¥27,000+¥41,160=¥68,160
当月完成品原価:¥202,500+¥441,000=¥643,500
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第13 回建経1級原計−模範解答
6
〔第5問〕
102 工事 104工事 完成工事計 103工事 105 工事未成工事計 合 計
月初未成工事原価
材料費 209,965 ― 209,965 78,345 ― 78,345 288,310
労務費 240,000 ― 240,000 81,560 ― 81,560 321,560
(うち労務外注費) (131,500) ― (131,500) (49,060) ― (49,060) (180,560)
外注費 45,000 ― 45,000 22,140 ― 22,140 67,140
経費 78,630 ― 78,630 30,430 ― 30,430 109,060
(うち人件費) (51,820) ― (51,820) (25,500) ― (25,500) (77,320)
当月発生工事原価
A材料費 90,250 280,250 370,500 275,500 199,500 475,000 845,500
B材料費 ― 82,040 82,040 51,488 82,750 134,238 216,278
労務費 80,285 273,533 353,818 252,399 165,235 417,634 771,452
(うち労務外注費) (25,685) (143,333) (169,018) (101,899) (76,335) (178,234) (347,252)
外注費 41,930 140,050 181,980 65,744 90,745 156,489 338,469
直接経費 28,120 144,670 172,790 70,475 76,400 146,875 319,665
重機械部門費 19,500 46,800 66,300 54,600 32,500 87,100 153,400
(うち人件費) (22,310) (71,430) (93,740) (49,470) (48,600) (98,070) (191,810)
合 計 833,680 967,343 1,801,023 982,681 647,130 1,629,811 3,430,834
1.材料費
(1) A材料費
102 工事:@¥4,750× 19kg=¥ 90,250
103 工事: 〃 × 58kg=¥275,500
104 工事: 〃 × 59kg=¥280,250
105 工事: 〃 × 42kg=¥199,500 合計 ¥845,500
1月の材料購入価格差異:予定消費額 ¥845,500−実際消費額 ¥850,150=△¥4,650(借方差異)
(2) B材料費
102 工事:当月発生工事原価はゼロ。すくい出し方式を採用しているため、仮設工事終了時点における仮設資材の
資産価値¥13,585 を月初未成工事原価の材料費から控除する。
103 工事:購入金額の¥51,488 を記入する。
104 工事:¥114,800−¥32,760=¥82,040
105 工事:購入金額の¥82,750 を記入する。
2. 労務費
102 工事:@¥3,500× 15 時間+@¥3,500×20%×3時間=¥ 54,600
103 工事: 〃 × 42 時間+ 〃 ×5時間=¥150,500
104 工事: 〃 × 36 時間+ 〃 ×6時間=¥130,200
105 工事: 〃 × 25 時間+ 〃 ×2時間=¥ 88,900 合計 ¥424,200
1月の賃率差異:予定消費額 ¥424,200−実際消費額 ¥428,050=△¥3,850(借方差異)
労務費の集計にあたり、労務外注費の金額を含める。
3. 外注費
<資料>5.の外注費に関する資料のうち、一般外注費の金額を集計する。
4. 経 費
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第13 回建経1級原計−模範解答
7
(1) 直接経費のうち人件費となるのは「従業員給料手当・法定福利費・福利厚生費」である。
(2) 重機械部門費について
固定費率:
1,440時間
¥1,224,000
=@¥850
予定配賦率:固定費率 @¥850+変動費率 @¥450=@¥1,300
予定配賦額:102 工事:@¥1,300× 15 時間=¥ 19,500
103 工事: 〃 × 42 時間=¥ 54,600
104 工事: 〃 × 36 時間=¥ 46,800
105 工事: 〃 × 25 時間=¥ 32,500 合計 ¥153,400
重機械部門費配賦差異:予定配賦額 ¥153,400−実際発生額 ¥150,150=¥3,250(貸方差異)
実際発生額 ¥150,150
予算差異
¥4,950
変動費率
@¥450
固定費率
@¥850 固定費予算
¥102,000
操業度差異
△¥1,700
118 時間
実際操業度
120 時間
基準操業度
基準操業度:1,440 時間÷12 ヵ月=120 時間
固定費予算:¥1,224,000÷12 ヶ月=¥102,000
または @¥850×120 時間=¥102,000
予算差異:@¥450×118 時間+¥102,000−¥150,150=¥4,950(貸方差異)
操業度差異:@¥850×(118 時間−120 時間)=△¥1,700(借方差異)
問1 完成工事原価報告書の作成
1月中に完成している工事は102 工事及び104 工事であり、これらの工事原価を集計する。
材料費:¥209,965+¥370,500+¥82,040=¥662,505
労務費:¥240,000+¥353,818=¥593,818
うち労務外注費:¥131,500+¥169,018=¥300,518
外注費:¥45,000+¥181,980=¥226,980
経 費:¥78,630+¥172,790+¥66,300=¥317,720
うち人件費:¥51,820+¥93,740=¥145,560
問2 1月末における未成工事支出金勘定の残高
1月末現在で未完成となっている工事は103 工事及び105 工事であり、これらの工事原価を集計する。
(103 工事)¥982,681+(105 工事)¥647,130=¥1,629,811
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第13 回建経1級原計−模範解答
8
問3 1月の原価差異勘定残高の計算
@ 材料副費配賦差異:¥7,650(貸方残高)−¥4,650(上記1.(2)参照)=¥3,000(貸方残高)
A 賃率差異:△¥5,820(借方残高)−¥3,850(上記2.参照)=△¥9,670(借方残高)
B 重機械部門費予算差異:上記4.(2)より¥4,950(貸方残高)
C 重機械部門費操業度差異:上記4.(2)より△¥1,700(借方残高)
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まず初めに下記等の語句を百回くらい書いて覚えてください。
仕訳問題集に仕訳があります。この語句の組み合わせを覚えることが大事になります。意味も覚えてください。例当座預金 会社名義の銀行貯金 手形を発行可能
当座預金 1 0 0 0 0 0 A 現金 1 0 0 0 0 0
未成工事受入金 160;2600000 完成工事高 5000000
完成工事未収入金24000000
完成工事原価 60; 4500000 未成工事支出金4500000
投資有価証券 2 4 6 0 0 0 0 当座預金 2 4 6 0 0 0 0
未成工事支出金1 8 5 0 0 0 0 0 当座預金8500000
支払手形1000000
雑損失 2 4 3 0 0 現金 2 4 3 0 0
修繕引当金500,000 当座預金 900000
機械装置400,000
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建設業計理士2級
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